震災の記憶を辿る
名取市の閖上(ゆりあげ)地区は、2011年3月11日に発生した東日本大震災で大きな被害を受けました。
その記憶と教訓を、世界各地そして後世に伝承していくこと。
そして、震災を風化させることなく、防災意識を醸成していくこと。
これらを目的として設立されたのが、この「名取市震災復興伝承館」です。
自然災害に強い社会を実現するためのあり方を、考えていただけるきっかけになれば幸いです。
このスポットは、こんな方におすすめです
- 震災・自然災害についての認識や理解を深めたい
- この地域の復興の歴史に触れ、命の大切さを見つめ直したい
「名取市震災復興伝承館」の施設紹介
コミュニティスペース
震災以前の閖上の街のジオラマや、なとり散策マップなどを展示しています。
昔と今の名取市の情報が発信されているほか、様々な視点から震災・防災を伝える企画展なども随時開催されています。
展示スペース
震災からの復興に関わった方たちの証言などで構成された「復興へのあゆみ」、自然災害や防災について学べる「防災教育」について展示しています。
簡単な防災のハンズオン体験もできる、展示スペースとなっています。
シアタールーム
名取市の津波被害についてのパネル展示「津波の真実」のコーナーのほか、モニターによるレクチャー映像の視聴などもできるシアタールームがあります。通常時、最大56名まで着席可能です。
基本情報
施設情報
名取市震災復興伝承館
〒981-1213
宮城県名取市閖上2丁目66番地(宮城県名取市閖上2丁目113番地1街区1画地) [Google Maps]
TEL:022-393-6520
アクセス情報
- 仙台東部道路「名取」ICより、約2km(車で約5分)
- JR・仙台空港アクセス線「名取」駅東口より、バス(なとりん号 閖上線 または 東部閖上循環線右回り・左回り)約15〜30分 →「震災メモリアル公園」バス停より、徒歩約5分
※なとりん号 閖上線の運行は、平日は1日11本(日中は約1時間半〜2時間おきに運行)、土日・祝日は1日8本(日中は約1時間半〜3時間半おきに運行)
※なとりん号 東部閖上環状線の運行は、右回り・左回りを合わせ、平日は1日10本(日中は約30分〜1時間半おきに運行)、土日・祝日は1日4本(日中は約1時間半〜2時間半おきに運行)
※ 名取市乗合バス「なとりん号」については、名取市公式サイトも合わせてご確認ください。
営業情報
開館時間:4月~11月 9:30~16:30 / 12月~3月 10:00~16:00
休館日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は開館し、翌日を休館)、年末年始(12月29日~1月3日)
料金:入館料無料
駐車場 10台(同敷地内に大型バス駐車可)※原則ご予約は承っておりません。
TEL:022-393-6520
※上記は2021年1月時点の情報です。最新の情報は各施設さまへお問い合わせください。